小学生のころから気になっていた3代目コロナ
昨今、新車のハードトップを見ることは少なくなった。バブルの頃はハードトップの車が多く存在、その中にカリーナEDとコロナExivがあった。
1965年に初めてのハードトップを採用した3代目コロナのトヨペット コロナ ハードトップ。今回取材会に来て頂けたオーナーさんの車だ。
オーナーさんがコロナハードトップに興味をもったのは小学生。お父さまはお仕事の関係で、会社のコロナ4ドアセダンで度々帰宅していた。しかもコロナのカタログも見せてくれたが、少年が気になったのは2ドアのコロナだった。
憧れていたが実際に購入したのはおじさんになってから。偶然ヤフオクを見ていたらコロナハードトップが掲載されていた。出品者に問い合わせてみると、趣味でレストアしたり修理している人。お話しをしてみたら、誠実で信頼できる人であるということがわかり、この人からなら購入しても大丈夫と判断。内装の程度もよく、外板は錆はあるものの、普通に走る程度であったので購入した。
購入後、塗装など気になる部分のメンテナンスをお願いした相手にも恵まれ、車は全てが最高の状態に蘇った。フロアシフトの4速ATなので街中で運転しやすく、スポーツカーでないのでスポーツ走行も行わないので故障しない。もちろん燃料系、エンジンなどはきちんとメンテナンスしているからだ。
信用して敬意を払っているかかりつけ医者がいる、人に恵まれることは旧車ライフを楽しむためには大事なことだと感じた。