苦楽を共にした相棒
この車は今迄数多くの車を乗り継いで来ましたが、一番人生の中で苦楽を共にして来た車ですね。
それはあの未曾有の災害の東日本大震災です。
震災当時私は七ヶ浜と言う海岸線に住んでおりまして被災しました。
揺れを感じ津波の心配が有りましたので家で留守番してました犬3匹が心配でしたので買い物途中に揺れの中交通渋滞を避ける為に裏道を飛ばして帰宅しました。
途中は信号機も全て停電の為、機能しておらず幹線道路は渋滞してました。
別の車で出かけていましたが無事帰宅するとなんと!
スープラがカーポートから2メートル程揺れの為か道路にはみ出てましたが奇跡に無傷でした。
家の中は家具が倒れ、ガラスの破片が散乱しており靴を履いて中に入り愛犬3匹の無事を確認しました。
すると雪がチラチラと降って来てとても寒くなって来ましたし家の中には入れずガス、水道、電気のライルラインも寸断してましたのでその日はスープラの中で愛犬達と暖を取り過ごしました。
スープラがなければあの寒い中震えながら一晩を過ごさなければなりませんでした。
私の家は高台だった為津波の被害は避ける事はできましたが周辺は津波で全滅沢山の方々が亡くなられました。
自分がこんな体験をするとは思いもしませんでしたが今でもスープラに命を助けられたと感謝の気持ちでいっぱいです。
私も60歳を過ぎて何時まで乗ってやれるか分かりませんがこれからも相棒として付き合って行きたいですね💞