セダン一択でいいねです。

13代目の1ユーザーとしては、グローバル化による車幅の1,800mm越えが地方の道路や駐車場事情に沿っているのか懐疑的な点や新型クラウンクロスのインテリア全体の質感の低下（特にハードプラの面積が増えて、エアコン吹き出しのスウィングレジスターが無くなった）、トランクのヒンジにもコストダウンが垣間見える点が気になります。

戯言として聞いていただければ幸いですがAudiスポーツバックやBMWグランクーペ、LEXUS LSのスタイリッシュなファストバックでは無く、210までの連綿としたノッチバックを要望したい。
もうすぐ発売の日産フェアレディZの様な過去の人気モデルのエッセンスを取り入れた（オマージュした）デザインに出来なかったのか大変残念に思っています。
また、歴代のフィロソフィーと伝統を重んじて欲しかった。

クラウンクロスを初めとする他のシリーズモデルのGA-Kプラットフォームとは一線を画し、セダンは先代220と同じGA-Lをキャリーオーバーするみたいなので取り敢えず安心です。

是非とも期待しております。

まず、私は昭和最後の設計である130系のクラウンステーションワゴンを愛車として
所有しており、クラウンと言えば直6・ＦＲ・水平直線基調のボディデザインに
太いＣピラーがクラウンらしいデザインと思っています。
こんな私が新しいクラウンを見て思ったことは、素直に「いいね」です。

それはなぜか？

革新もここまで来たら清々しささえ感じました。
走っている姿を動画で拝見しましたが
そこには威厳や格式に縛られていたクラウンは無く
自由を得て生き生きと走ってる姿が印象的です。いやもう、
カッコいい！とさえ思ってしまいました。

そして、長い間彷徨っていたトヨタのフラッグシップとしての立ち位置を
ようやく見つけたように思います。

これまでに無い親近感を感じるクラウン。
今まで国民には近寄りがたい威厳を放つ王様が
みんなに愛される気さくでフレンドリーな王様に変わったような感じ。

で、私が気になるのは「クロスオーバー」です。
しかもカラーリングはブラック×プレシャスレイ(オレンジ系)のバイカラー。
5代目のクラウンのようなサイドのヒップにかけての盛り上がったラインで
ちょっとマッスルカーのような力強いデザインにマッチしてると思います。
派手なメッキグリルに頼らない力強さも好印象です。

とはいえ、４種類も出すのならセダンだけはセンチュリーをコンパクトに
したようなオーソドックスなカタチであっても面白いのにと思います。
その名も「クラウン・クラシック」みたいな。

でも私は今のチョイ古クラウンワゴンをこれからも乗り続けたいと思います。
見た目も乗り心地も味わい深さなら現代の車には無いですからね(´▽｀)

昔、父の会社の社長がクラウンに乗っていて、乗せてもらった時の快適さと先進性は子供心に強く残ってます。グリルにあったV8.とか3.0とかの文字が誇らしかった。

さて、新しいクラウン。
個人的にはスポーツSUVがどハマり。
ただ、クラウンという名前が心をザワザワさせます^^;

でも、改めて今の時代に「クラウン」のブランドをちゃんと繋げてきたトヨタには拍手です。
名前を捨てるのは簡単かもですが、ブランドにはストーリーが必須ですし、それを作るには長い時間が掛かりますからね。

もう保守がメイン購買層から外れるのだから、いつまでもあるかないかわからん『らしさ』を追いかけず、トヨタのフラッグシップを追求することに大賛成。派生沢山出してからの『セダン』がすごく気になります！楽しみ！

見比べるとセダンのみフロントタイヤが
前方にセットされリヤのオーバーハング
も長くSUVシリーズとの違いがあるので
1番気になっています。